金融円滑化法の出口戦略
- 2013.01.17
おはようございます
本日、ある金融機関で勉強会をさせていただきます
金融円滑化法の出口戦略というテーマです
黒字化支援の一環で、経営革新等支援機関の認定を受けました。
3月に金融円滑化法が期限切れとなるため、行政や税理士・弁護士、
金融機関が少しずつ動きを見せています。
期限切れとはいっても、すぐに変化はないと思います。
実際に、あと2か月ですが金融機関の大きな動きはありません。
金融庁でも談話を発表しています。金融庁(談話PDF)
しかし、ここ数年でソフトランディングからハードランディングの方向へ向かう
と感じています!
実際に円滑化法後、倒産件数も増加しています。
認定支援機関向けの第1回研修会も、ハードランディングを前提とした内容です!
金融機関に対して、報告を義務化してきている。
弁護士業界・サービサーも長かった冬の時代から抜け出そうと活動しています。
経営力強化保証という制度により0.2%の保証料率の引き下げがありますが、
10月開始以降ほとんど活用されていないそうです。
税理士として、お客様にしっかりと準備をしていただけるように、早めに対策を伝えます。
①メイン金融機関への報告をしっかりする!
②借入先のリスク分散(公庫や他行の活用)
③新しい保証制度のご紹介
④当り前ですが、営業利益(C/F)の確保!
⑤認定支援機関の強みとして中小機構の活用
など
金融円滑化法が施行された後、倒産件数が増えています。
ハードランディングが来るとわかっているのに、『何もしない』
のではなく、まず『事前準備』をしっかりとしていこうと思います!