「春風接人 秋霜自粛」
- 2021.01.25
2021年がスタートして早1ヶ月が経ちました。
コロナの終息がまだわからない中での経営を余儀なくされている経営者が多いと思います。
お客様からも、顧問先で倒産した会社はありますか?とよく聞かれます。
おかげさまで倒産した会社はございませんとお答えをしますが、やはり心配な会社がないわけではありません。
今年も混沌とした年になると感じています。
知り合いの金融機関の支店長さんが、いまコロナ融資で何とか事業を継続している企業が多い。
3年後に折り返しの融資ができない会社が増えてくるのではないか。
と話していました。
この1〜2年で資金をプラスにもっていかないと人間でいうとエクモを付けて生きている状態になります。
もはや自己再生は不可能。慢性的な赤字と債務超過が続けば当然倒産してしまいます。
将来を楽観視をしたい気持ちはわかります。
しかし将来に不安を感じてこそ意識は変わると思います。
成長は常に不安を感じることであります。
不安を感じるからこそ、意識を変え、やり方を変え、行動が変わってきます。
どん底でも誠実に、できることを徹底してやり切る
地道な努力は必ず報われると信じています!
こんな時こそ 「春風接人 秋霜自粛」
言志四録の一節ですが、2021年はそんな年にしたいと思っています。
