日銀総裁の交代で金利はどうなる!?
みなさんこんにちは!スタッフの井深です。
長年日銀の総裁を務めた黒田総裁が、去る4月8日に10年の任期を終え、日銀の総裁を退任しました。新総裁は経済学者の植田氏ですが、黒田総裁が進めてきた大規模な金融緩和政策を踏襲するのか、利上げに踏み切るのかについて注目が集まっておりました。
植田氏が就任後に初めて臨んだ10日の記者会見において、「大規模な金融緩和政策の継続」を表明しました。
ということで、当面、日本は低金利の時代が続くこととなりました。(いつまで続くかは定かではありませんが…)
「金利が低い」ことによって世の中がどうなるか?一般的な話ですが、復習しておきましょう。
①資金調達がしやすく、資金調達コスト(=利息)も低くなる
②民間企業の活動が活発化する
③消費が増えて経済が回るようになる
④預貯金や貯蓄による利息がほぼゼロ
⑤物価が上昇しやすくなり、インフレリスクが高まる
⑥諸外国よりに比べて金利が低いと、円安に振れる
あくまで一般的かつ主な世の中への影響ですが、こういった経済情勢なども踏まえて、コロナ明けの新しい世の中を戦っていきたいと思います。