夜の金沢を駆ける「旅ラン」の魅力

先日、金沢市へ旅行に行ってきました。観光地としても人気のあるこの街ですが、今回の旅では「旅ラン」を取り入れて、少し違った角度から金沢を楽しんでみました。
旅ランとは、旅先でランニングをしながらその土地を巡るスタイルのこと。私は以前から旅行に行くたびに、この旅ランをするのがちょっとした習慣になっています。今回も例にもれず、夜の金沢の街を走ってきました。
昼間の金沢は観光客でにぎわい、どこを見ても活気がありますが、夜になると一転、静かで落ち着いた雰囲気に包まれます。兼六園の周辺やひがし茶屋街を走ってみると、昼間とはまったく異なる表情を見せてくれました。ライトアップされた街並みは幻想的で、まるで時が止まったかのよう。人通りも少なく、自分だけの時間と空間を感じながら走ることができ、とても贅沢な気分になれました。
旅ランのいいところは、観光だけでなく運動もできて一石二鳥なところ。そして何より、その土地の“空気”をダイレクトに感じられることです。車やバスでは気づかないような小さな発見があったり、地元の人の暮らしを垣間見られたりするのも魅力のひとつ。
これからも旅先では、できる限りこの旅ランを続けていきたいと思います。皆さんもぜひ、次の旅では走りながら観光してみてはいかがでしょうか。新しい発見がきっとあるはずです。